うつ病で活力が見いだせない理由
うつ病になってしまったことによって、活力が出ないとうったえるひともおおいです。
不調ではない時というのは、表情や行動として、感情であったり気力が現れるものです。しかしうつ病になってしまうと、気力や感情が行動などに現れにくくなったり、活力を生み出すことができなくなってしまいやすくなってしまうのです。
肉体的な病気とは違い、うつ病というのは、色々な面に影響を及ぼすことになります。どうしても憂鬱な気分から抜け出せないという症状なのであれば、医師としても診断をしやすくなるのですが、胃や頭に痛みを感じたり、睡眠障害や性欲が出ないなどといった症状などの場合、うつ病と診断しにくくなってしまうのです。
そのため、精神科への紹介をすることができずに、うつ病が進行してしまうということも少なくありません。上記のような症状の原因が分からなかった場合、最近の生活環境や大きなストレス、引っ越しなどといった変化がなかったかを客観的に見るようにしましょう。
うつ病は、ダムを例えにして話をすることが多いです。元気であったり、普段の生活に特にストレスや悩みを持っていない場合、ダムに十分に水が蓄えられている状態です。そして、その水が活力やエネルギーなどを作り出して、特に問題なく生活をすることができます。
ですが、悩みや大きなストレスを受けると、ダムに蓄えられた水が無くなってしまい、エネルギーなどを作り出すことができなくなってしまい、何か行動をするのも嫌になってしまってしまうのです。そして、さらに憂鬱な気持ちになることによって、うつ病の症状が進行してしまって、悪化をしてしまうことになるのです。
うつ病になってしまうと、気持ちも高まりにくくなり、行動的になろうという意欲もわかなくなってしまいます。そして、ダムに蓄えられている水はなくなってしまい、最終的にダムが干上がってしまうことになります。
脳がこの異常な状態を関知して、このままでは危険だという信号を症状としてあらわしているのです。ですから、うつ病を進行させないようにするためには、その信号をちゃんと見るようにして、適切な治療を早めにしていく必要があるのです。
うつ病というのは、自力で乗り越えるのはとても難しいものです。ですから、医師の指導の下、薬物療法を受けたり、しっかり心も体も休養させるようにしていかなくてはなりません。
精神的な病気ですから、治療をして数日程度で治るというものではないですから、気長に治療をしていく必要があると考えておいてください。
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